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フランス全体のおよそ27%を占める最も広大なワイン産地。地中海性気候で冬は暖かく夏は暑く乾燥、地方風が大切な役割を担っています。 ラングドック・ルシヨンはブドウ樹の改良、厳格な区画セレクション、収量の制限、醸造技術の向上により近年ワインの品質が飛躍的に改善された地域です。品種の多様性でも特徴付けられており、赤ワインはグルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、カリニャン、サンソー、白ワインはグル...
ブドウ畑は南北に流れるローヌ川の両岸、200キロメートルに渡ります。特色の異なる2つの地域からなっており、北部(コート・ロティ、エルミタージュ、コンドリューなど)と、南部(シャトーヌフ・デュ・パープ、ジゴンダスなど)に分けられ、主に赤ワインが生産されます。 北ローヌは、傾斜の険しい段々畑で、地形は細長く、花崗岩土壌が主です。日照は豊かですが、朝の霧によって涼しくなります。シラーから造る赤ワイ...
プロヴァンス地方のワインは高級リゾート地のコート・ダジュールのある地中海沿岸、マルセイユからニースまでの一帯に広がる、フランス最古のワイン産地です。 気候は地中海性気候で日照に恵まれ、土壌は石灰質、深成岩や変成岩などの結晶質の岩石で、全体的に痩せた土壌で水はけが良く地質学的にもブドウ栽培に適した地域のため、有機栽培もフランスで一番多い地域です。白はクレレット、ユニ・ブラン、セミヨン、ロール、...
ブルゴーニュの評価は決して揺らぐ事はありません。気候は厳しい冬と暑い夏の大陸性気候で、赤はピノ・ノワール、白はシャルドネが主要品種です。土壌の特性、畑の向き、気候の多様性から特徴のあるワインが多く生み出され、畑の場所によって、複数のアペラシオンに分けられています。 格付けは4つあり、シンプルに“ブルゴーニュ”などの地域名アペラシオン、次に村名アペラシオンで、ジュヴレイ・シャンベルタン、ムルソ...
ブドウ畑は広範囲に散らばっており、様々なタイプのワインを生産しています。品種も多様性に富んでおり、他の地方では見つけられないものもある一方、ボルドー品種も多く植えられています。 赤ワインでは、黒い色調が特徴のカオールのマルベック、独特なアロマを持つフロントンのネグレット、骨格のしっかりしたマディランのタナ、ガイヤックではデュラスが果実感を、ブローコルがタンニンをワインに与えます。白ワインでは...
ブドウ畑はフランス全体の12%で、赤ワイン89%、白ワイン11%が生産されます。ボルドーワインにとって川がとても重要な存在で、ボルドー市を流れるガロンヌ川ともう一つの大きな河川であるドルドーニュ川と合流し、さらに大きなジロンド川となって大西洋に流れ込むのですが、これらの川沿いに広大なワイン産地が広がっています。この川が様々な気象条件と合わさってブドウの生育に最適な環境を作りだし、ランドの松林...
ヴァレ・ド・ラ・ロワールの畑はおよそ東西500キロメートルに及び、気候は4つの大変異なる地域に分けられます。 ペイ・ナンテ地方はシスト土壌の早熟なミュスカデに特徴付けられます。アンジュ・ソミュール地方はより暖かく湿度の少ない地域で、シュナン・ブランからスパークリング、辛口、甘口の白ワイン、カベルネ・フランから赤ワインが造られます。 石灰質土壌のトゥレーヌ地方には、カベルネ・フラン、シュナン・...
アルザスのブドウ畑はヴォージュ山脈の影響を受けた特異な気象環境にあり、フランスで降雨量が一番少ない半大陸性気候です。実に多様な土壌があり、それがモザイクのように入り組んでいる特徴があります。品種も多く植えられおり、白ワインはリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカ、シルヴァネールなど、赤、ロゼワインとしてはピノ・ノワールがあります。 AOP(原産地呼称保護ワイン)に、品種名...
シャンパーニュの栽培面積はフランス全体のおよそ5%にすぎません。ブドウ栽培としては最北、冷涼な大陸性気候でブドウの栽培には厳しい気象条件ですが、一方気温の高い年でもフレッシュな酸が保たれるのでスパークリングワインの産地として最適な環境です。地域を流れるマルヌ川のおかげで湿度が安定、一方白亜質の土壌はブドウの生育に必要な太陽の熱を蓄えます。 主に3種のブドウを使用しており、黒ブドウのピノ・ノワ...
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