Domaine de Petit Roubié

ドメーヌ・ド・プティ・ルビエ

地中海からほど近いピネの街、地中海から吹き付けるオリヴィエと妻のフロリアンヌが1981年に始めたドメーヌ。もともとりんごの栽培を行っていましたが、農薬を使うことを嫌う2人はワイナリーを始めました。ピクプール・ド・ピネでは唯一ビオロジックで認定されたドメーヌです。2000年以上から続くワイン造りの伝統がここには根付いており、牡蠣の養殖で有名なトーの潟を望む高台の粘土石灰質に広がる畑で自然な栽培を行っています。
南フランスらしい陽気な人物ですが、当初から固い信念でビオワイン造りに取り組んできたオリヴィエが造るワインは、SO2の含有量も大変低く果実の柔らかさが第一印象、ピクプールらしい生き生きとした酸が地元で水揚げされる魚介類と見事にマッチします。現在、所有する畑は60ヘクタール、牡蠣養殖で有名なトーの潟を囲むようにしてブドウ畑が広がり、カベルネ・ソーヴィニョン、シラー、タナ、カリニャンやソーヴィニョン・ブランを栽培しています。フレッシュ感を何よりも重視し収穫は全て夜間に行いすぐに醸造へ取り掛かります。