
Special Languedoc-Roussillon set
こだわりのラングドックルシヨンセット
カーヴ・ド・ルカのLucasの出身地、ラングドック地方は、陽光に恵まれ古くからワイン栽培がスタートした場所の一つ。海の潮風がブドウに程よい湿り気を与える地中海側の畑、標高の高いピレネー山脈を望む畑、暑く乾燥した西部の畑、東部の地域など様々なテロワールから様々な個性のワインが生まれ、世界的にも注目が集まるワイン産地です。手頃ながらも上質で、日々の食事に合わせやすいカジュアルなワインをセレクトしました。
基本送料(ゆうパック)が無料です(北海道・九州・沖縄除く) 。クール便ご希望の方は別途330円頂いております。 夏場(5月~9月末まで)はクール便対応(+330円)のみのお取り扱いとさせて頂きます。
※予告なくヴィンテージが変更になる場合がございます。
ワイン情報
メゾン アボッツ IGP ペイ ドック アボッツ エ ドロネイ ヴィオニエ
ヴィオニエの豊かで華やかな香り

ブルゴーニュに続くワイン生産者の5代目に生まれたローラン・ドロネイは、ラングドックのテロワールが持つ並外れたポテンシャルを確信し、ラングドックのスペシャリストとして名高いバデ・クレマン社を買収し、続いてオーストラリアの若き才能あふれるネリダ・アボットがカルカッソンヌからほど近いマルセイエットの村に設立したメゾン・アボッツを2005年に買収。完璧への飽くなき追求、インスピレーション、そして厳格さ。これらの言葉はローラン・ドロネイとネリダ・アボットという2人の頑固で情熱的なオノログのエスプリを巧みに表現しています。この哲学を長きに渡り継承するために、2人の名前をラベルに掲げることにしました。

エロー県とオード県ミネルヴォワ付近の丘(標高150~200m)のヴィオニエは何よりもフレッシュさを第一に早朝に収穫。ステンレスタンクのみで低温で醸造し澱とともに数か月間熟成。 マロラクティック発酵を行わず、ヴィオニエの華やかな香りと白桃のような白い果肉感といきいきとした酸の心地よいバランス感が生かされています。
| ぶどう品種 | ヴィオニエ100% |
|---|---|
| サイズ | 750ML |
| タイプ | 白ワイン |
| 生産者 | Maison Abbotts |
| 生産地域 | LANGUEDOC ROUSSILLON |
マス ボー IGP コート カタラン ル ボー ブロン
丸く爽やかな味わい、冷やして飲めば心もリフレッシュ

カネ・アン・ルシヨンの郊外に12ヘクタールの畑と美しい住居、セラーを持つマリー=ピエールとセルジュ・ボーのドメーヌ。2千年以上のブドウ栽培の歴史があり、日照に恵まれ風の強い乾燥した理想的な気候に恵まれています。畑にはシャトーヌフのような小石が表面を覆い、ブドウの成熟には大変好都合。2002年のファースト・ヴィンテージ以降、ゼロからスタートした若いドメーヌでありながらも発想豊かな彼らが造り出す、現代の嗜好を見事にとらえたワインでルシヨンのスター・ドメーヌ入りを果たしています。当初から土壌に負荷のない自然な栽培を行っており2009年から完全ビオロジックを実践、見事に手入れされた畑とカーヴは、彼が多くの時間を仕事に費やしている証。各キュヴェはしっかりと品種、テロワールの特徴が表され、心地よいフルーツに満ちています。

ミュスカ・ア・プティ・グラン100%で造られる人気の辛口白、ボー・ブロン。言葉あそびのようなネーミングで、美しい黄金色という意味と、ボーの(造る)白という2つの意味どちらもぴったり。8月に手摘みで収穫を行います。その様子はしばしばテレビでフランスの今季初収穫として取り上げられることもしばしば。やや緑がかった輝きのある黄金色。グリーンレモン、レモンチェッロ、柑橘類の皮の砂糖漬け、八角のような香りも。丸くフレッシュな口当たり。ほのかな甘味と柑橘類の凝縮したフルーツ感、みずみずしい酸、ほろ苦さが余韻にジワリと残ります。

手摘みで丁寧に収穫、カーヴでしっかりと選果、空気圧搾にて優しく果汁を搾り低温で澱を沈めます。低温で一次発酵、ステンレスタンクで熟成(シュール・リー)、バトナージュを週一度行いながら翌年1月に瓶詰しました。
| ぶどう品種 | ミュスカ ア プティ グラン100% |
|---|---|
| サイズ | 750ML |
| タイプ | 白ワイン |
| 生産者 | Mas Baux |
| 生産地域 | LANGUEDOC ROUSSILLON |
シャトー リヴ ブランク リムー レデン
ラングドックの白ベスト30の1位を獲得した実力派

リムーで最も標高の高い350メートルの場所から遠く望むピレネーの頂の一つがRives-Blanquesと呼ばれることから名付けられたドメーヌ。土壌は氷河によって運搬されたモレーンと呼ばれる岩屑の層に小石や粘土が堆積した層。地中海と大西洋の二つの気候が交わるこの場所は適度な雨量と日照に恵まれ、標高の高さから、収穫はほかの地域に比べ約3週間遅く始まります。リムーは法律により手摘みによる収穫と、フランスで唯一樽での発酵と熟成が義務付けられています。
2001年にパンマン夫妻がオーナーとなって以降多くの改善が図られました。2022年に彼らは引退し、現在はこの地域で有名なシャトー・オリュー・ロマニスの所有者ピエール・ボリーが継承、ビオロジックで管理されています。

「エデン」は、醸造家ロバート・エデン氏がこの地を訪れ、世界クラスのシュナン・ブランを生み出すのに最適なテロワールであると評価したことに由来します。また、自然とブドウが静かに調和して共存する、穏やかで高地に位置する楽園のようなこの場所自体も示しています。 繊細な花の香りが広がり、野生のハーブ、マンゴー、パイナップルなどのアロマがトロピカルな魅力を加えます。みずみずしいフルーツの味わいは酸とミネラル感に富み、非常に上品で、南フランスの魂を感じさせるワインです。

リヴ・ブランクは南フランスで初めて100%シュナン・ブランを推進したドメーヌの一つ。1972年、ブランケット・ド・リムーの法律でシュナン・ブランを10%まで入れることが許可され、ドメーヌでもシュナン・ブランを植えました。スティル・ワインにするアイディアが浮かんだのは、ブランケットのブレンディング中のこと。リムーを良く知る専門家が提案をくれました。
| ぶどう品種 | シュナン・ブラン100% |
|---|---|
| サイズ | 750ML |
| タイプ | 白ワイン |
| 生産者 | Château Rives-Blanques |
| 生産地域 | LANGUEDOC ROUSSILLON |
ドメーヌ ド ラ・レクトリー コリウール ルージュ コテ メール
海側“コテ・メール”で育ったブドウ、海の景色が浮かびます

マルクとティエリー・パルセの兄弟率いるドメーヌ・ド・ラ・レクトリーはバニュルスとコリウールの頂点に立つ生産者として世界的に認知され、今やルシヨンを語るうえで欠かせない生産者です。代々に渡って丹念に育てられてきた高樹齢の木から生み出される低収量のワインは、テロワールの個性がはっきりと表れた個性的なもの。海と山に広がる約30の区画から、むきだしになったシストの痩せた土壌が育むミネラルはワインにピーンとした緊張感と同時に得も言われぬ心地よさを与えてくれます。それはコリウールの赤そして白ワインにとどまらず、酒精強化ワインのバニュルスに至るまで、ブドウの熟度と酸・ミネラルのバランスが完全なまでに保たれ一貫したスタイルが存在し愛好家たちを魅了してやまないのです。

名前の通り海側(コテ・メール)の区画で育まれたブドウの爽やかな果実味が存分に感じられるキュヴェ。ブラックチェリーなどの赤いフルーツのみずみずしいアロマ。驚くほどの滑らかな口当たりで、下草やシナモンのような風味がアクセントを添え、余韻にはコリウールの海を思わせるようなフレッシュさが押し寄せます。

フリーランジュース(一番搾り)のみを使用し、シラーを主体に大樽とバリック(各50%ずつ、新樽比率は10%以下)で10ヶ月間熟成。
| ぶどう品種 | シラー50% グルナッシュ40% カリニャン10% |
|---|---|
| サイズ | 750ML |
| タイプ | 赤ワイン |
| 生産者 | Domaine de la Rectorie |
| 生産地域 | LANGUEDOC ROUSSILLON |
シャトー・シャン・デ・スール フィトゥー
しっかりした濃いめの味わいをお探しなら!

オノログのマリーとともに、フィトゥーのドメーヌに生まれたローラン・メナディエが1999年に独立し始めたシャン・デ・スール。乾燥しきったむき出しの土壌をガリーグが覆う場所に現れる彼らのブドウ畑はルカト‐サルスの干潟と地中海から程近くの場所に広がり、美しい眺望に恵まれています。主な土壌は石灰粘土質とシスト土壌。海から吹き付ける湿り気のある風が畑を過度な乾燥から守っています。滑らかなフルーツの純粋な味わいと繊細さ、そしてフィトゥーに吹く爽やかな海風を連想させるような、フレッシュさが常に備わっています。

凝縮度がありながら爽やかさが感じられる、南のワインの良さが凝縮されたような1本で、ブルーベリーやプルーンなどを思わせるグルナッシュの柔らかさ、親しみやすさが前面に出ています。ブドウ畑に育つハーブ類の香りもワインに感じられ、アロマテラピー効果もあります。

手摘みで丹念に収穫、平均樹齢25年。100%除梗、天然酵母のみで醸造は15-21日間ステンレスタンクで熟成。
| ぶどう品種 | カリニャン50% グルナッシュ30% シラー20% |
|---|---|
| サイズ | 750ML |
| タイプ | 赤ワイン |
| 生産者 | Château Champ des Sœurs |
| 生産地域 | LANGUEDOC ROUSSILLON |
ボリー ラ ヴィタレル サン シニアン レ テール ブランシュ
Terres Blanches(白い石灰質土壌)から生まれました

協同組合が幅を利かせてきたサン・シニアン。その優れたテロワールが見直されるのに従い、今多くの独立した生産者が増えています。そのサン・シニアンで1990年からワイン造りを行うカティと娘カミーユ。ジャン・フランソワ・イザルン。彼らの哲学は、「土壌の育んだ果実のエッセンスをワインとして表現すること」。そのためテロワールという概念が今のように広がる前から自然な栽培を行ってきました。完全なエコシステムが整った森の中にある20ヘクタールの畑でビオディナミで栽培を行います。粘土の混ざった石灰やシスト、丸い小石など多様かつ生命力の強い土壌から生まれるワインは凝縮感がありながらも心地よい柔らかさを持っています。醸造も極めてシンプルにとどめ、熟成にはコンクリートまたは大樽を使用し、SO2の使用量も最低限にとどめています。

親しみやすく早くから楽しめるワインを、と造ったテール・ブランシュ。白い石灰質という意味で、泥土と小石がちの白い石灰質土壌で育つグルナッシュとシラーに少量のムールヴェードルを加えます。ブラックチェリーのジャムやガリーグなど香り豊かで、果実の味わいがはっきりと感じられ、締まりのある酸とのバランスが良くテール・ブランシュ(白い土壌)の特徴が良く表れています。

樹齢10-30年、手摘みで丹念に収穫したテール・ブランシュ用のブドウは親しみやすさを第一に抽出しすぎないことを心がけ、8-12ヶ月にわたりコンクリートタンクで熟成させます。
| ぶどう品種 | グルナッシュ シラー ムールヴェードル |
|---|---|
| サイズ | 750ML |
| タイプ | 赤ワイン |
| 生産者 | Borie la Vitarèle |
| 生産地域 | LANGUEDOC ROUSSILLON |