秀逸なピノノワールとしてフランスワイン雑誌の表紙にも掲載
フランスのワインガイド「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス2014」でロワールの表紙を飾ったダニエル・クロシェはビュエの村に約10ヘクタールを所有。近年畑仕事に力を入れ、厳格な減農薬栽培を実践中。土壌は大別してテール・ブランシュと呼ばれる粘土石灰質と、カイヨットという小石と石灰分の多い土壌からなります。一般に前者がフルーティーで繊細なワインが出来るのに対し、カイヨットの多い土壌からはボリュームのあるワインが生まれるとされ、彼のワインからは各テロワールの持つストレートな表現が伝わってきます。それぞれのテロワールの特徴が良く表れた、ピュアな果実感と繊細さを持つ白と洗練された赤ワインを造ります。
1.98ヘクタールの畑はテール・ブランシュそしてキンメリジャンの土壌に育つ樹齢35年までの比較的若いピノ・ノワール。ダニエルの手腕は、ソーヴィニョン・ブランのみならず、ピノ・ノワールでも高く評価されています。フランボワーズやチェリーの素朴な風味のなかにカンゾウのスパイスのアクセント。丸く柔らかな口当たりと、生き生きとした酸は落ち着きがあり上品、上質なタンニン分も心地よい後味へと導きます。
手摘みで収穫後、選果し完全に除梗します。5~8日間の低温マセラシオンの後自然に発酵がスタート、ルモンタージュと優しいピジャージュにより色素を抽出、フリーランとプレスワインを分け引き続き醸造しその後再びブレンドされ、60%は樽、40%はタンクでマロラクティック発酵を経て12ヶ月間熟成させ、無清澄、ノンフィルターで瓶詰めされます。
あなたは20歳以上ですか?