36ヵ月の熟成期間がふくよかな味わいを生み出します
1899年に創業したパニエ。現在およそ500軒の栽培農家からなる700ヘクタールの畑をクラマン、コート・デ・ブラン、マイィなどに所有しています。パニエとしてリリースするのはテイスティングして選び抜いた全生産量の約15%ほどで、それ以外はすべて大手著名ネゴシアンなどに売却。大手ネゴシアンがプロモーションに資金をつぎ込むのに対し、パニエは設備に投資し、コストパフォーマンスの高いシャンパーニュを造り出しています。その鍵となるのが、30年以上パニエの味を守り続けているシェフ・ド・カーヴ、フィリップ・ドゥピュイと地下30メートルに所有する全長2キロの巨大カーヴです。彼の高い技術により生み出されるシャンパーニュが、法律で定められた瓶内熟成期間を大幅に超えてこのカーヴでゆっくりと熟成され、パニエの安定したふくよかな味わいをもたらします。
最低熟成期間の15ヶ月を大きく上回る36ヶ月熟成。リザーヴワインを30%使用、そして15%は赤ワインを加えるアッサンブラージュ製法によるものです。淡いラズベリーピンク、生き生きした泡立ち、華やかな香り。味わいは熟成期間の長さに由来する、まろやかで柔らかな果実味が特徴。余韻が長く、美しく均整が取れた印象が残ります。
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