陽を浴びた南ローヌのふんだんな果実とハーブの風味
セギュレの村に11ヘクタールの畑を所有する家族経営のこのドメーヌはプロヴァンスの古い2つの家族が元となって誕生しました。現在ドメーヌを率いるのは、クリスチャン・ヴー。シャトーヌフのシャトー・モン・ルドンで醸造責任者を24年間務め、その後シャトー・ラ・ネルトで支配人兼ドメーヌの醸造責任者を務めあげた実力者。協同組合にブドウを売ってきた高齢の両親の後を継ぎ、2006年にドメーヌ・ド・ラモーヴをスタート、春にブドウ畑に咲き乱れるモーヴ(ウスベニアオイ)の花から名付けたドメーヌ名。春、畑は一斉にフローラルな香りと、柔らかな美しいプロヴァンスの景色に包まれます。
ラモーヴのメイン・キュヴェ、ロランス。名前は所有する畑のリューディ「Les Laurence」に由来。ドメーヌの所有畑はプルミエ・テラス(1番目のテラス)と呼ばれるセギュレの中でも低めの標高150mほどの場所に点在しています。平均樹齢は20年。これらの畑から区画ごとに醸造しブレンドされたロランスは、チャーミングな果実感がありながらも骨格があり、セギュレらしい美しい酸の乗った心地よい赤です。
ビオロジックで栽培(2020ヴィンテージより認証)。フレッシュな酸を生かすためクリスチャンは他のドメーヌに先駆け収穫をスタート。果実感を前面に表現したロランスには樽は使用せずタンクのみで、収穫から8か月後に瓶詰。
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