ディマンシュ=日曜日、大切な日曜日に飲んで欲しいワイン
2000年、小柄なソフィ・ギロドンの念願かなって誕生したクロ・ド・ラネル。コルビエールの山奥ラグラスに9ヘクタールを所有し、多くの知人に支えられながら一人ワイン造りに励む2人の息子を育てる逞しいソフィ。森に囲まれたブドウ畑には多くの動植物が生息する理想的な環境が整っており、彼女はビオディナミの手法を取り入れながらビオロジックで栽培を行っています。家族や友人たちと最もきれいなブドウだけを摘み取り、ブドウにストレスをかけないよう醸造。フレッシュでピュアなワインを造るため、できる限り滑らかなタンニンを得ることに注力。そしてブドウ本来の味わいを表現するため、テラセットとディマンシュはフリーランジュースのみを使用。そして木樽は一切使用しないというこだわりを持っています。
月曜から土曜まで飲みたい気持ちを抑えてやっとむかえた大切な日曜日(Dimanche)に飲んでほしいというソフィーの思いの詰まったワイン。このキュヴェには樹齢約70年という古木のカリニャンを主体に、テロワールとブドウの持つ自然な味わいを最大限に表現することを最重要視しています。そのため、通常多くのプレステージキュヴェは樽熟成されるものが多いですが、ソフィはこのキュヴェにも一切樽を使用しません。標高200~225mの畑は北西を向き、テラセットに比べてより引き締まった強さと、香り高く、赤い花のような香りに溢れブラックチェリーなどの自然な味わい。
手摘みで収穫したブドウは、特別な機械を使用し果実に傷をつけず除梗、できる限りきれいな状態で醸造に回します。ブドウ本来の味わいを表現するため木樽は一切使用しません。また、フリーラン(一番搾り)のみを使用。ワインにストレスをかけないよう、重力に従い果汁を移動。瓶詰めの際にもフィルターは使わず、清澄もせず、最低限の亜硫酸のみを加えます。
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